占いその２

ミレイの視点から。

なんだか、面白いことになったわ。
朝、大学にいってみたら、いきなりスザクがやってきて、「今日、僕とランチをしてください」っていうのよ。
いつもルルちゃんと食べてるし、いったい何事かしら、と思ったけど。
どうやら、占いが関係しているらしいわ。

占いで、「苦手な人と仲良くするといいことがある」とかなんとか、あったみたいね。
苦手な人、というカテゴリーにいれられるのは心外だけど（仲良しじゃなかったのかしら？）、まあそのへんのところは許してあげよう。

私のほうがお姉さんだしね。

でも、さすがに、ルルちゃんは一緒よね、と思っていたら、なんと二人きりだという。
なんでも、ルルちゃんに「自分一人で対応しないと意味ない」とかなんとかいって、同席を断ったらしいわ。
ルルちゃん、カンカンになっちゃって大変！

いいのかしら…。

私は悪くないけど…なんとなく罪悪感が…。

でも…スザクがどうして私と二人きりになりたかったか、その理由を知ったら、さすがにルルーシュも許しちゃうとは思うけど。

よし！
面白いから、しばらく内緒にしておきましょう！